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2005.05.06

現代神話学

「~神話」といった逸話や都市伝説といったたぐいのお話です。実際の神話学ではありません。具体的には「土地神話」や「安全神話」といったものです。もっとせまい範囲でのみ通じる話でもかまいません。

 現代の神話は、口伝が主な伝播方法であり、正伝がないのが特徴です。またその内容は大ざっぱなことが多く、細かい内容は食い違うこともあります。広く知れわたった現代神話の発生もとの特定は非常にむずかしく、ほぼ不可能といってもいいでしょう。
 ごくせまい特定の人にのみがわかる現代神話は、特定が比較的楽です。ですが、噂話の集合体から発生した現代神話は、特定が困難です。

 現代神話のもっとも大きな特徴は、崩壊する点につきるでしょう。神話からの格下げと言い換えてもかまいません。崩壊してあとも“すでに崩壊した神話”として語り継がれることがあります。これも現代神話にみられる特徴です。
 実際の神話は崩壊しません。神話を根底から覆す決定的な物証が発見されれば別ですが、そういった発見はおそらくないでしょう。

 もしも神話を崩壊させる発見がされれば、考古学史上最大の発見といえるでしょう。それはそれで楽しみです。

 話は変わりますが弟88研究所には、トロイの木馬を越える発見をしようと世界を駆けまわっている研究室があります。発掘テーマは「神話の物証発見。もしくは既存神話の崩壊」です。すべてを発掘にかけているので、研究所には年に数回しか戻ってきません。今もどこかで盗掘――ではなく発掘をしていると思います。

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