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2005.04.17

ふたりの研究員 まだ半人前

土院@新人研究員(以下、土)「ひらめいたー! これで俺も一人前っ!」
須淡@新人研究員(以下、須)「土院、どうせなにもひらめいてないでしょ。みえみえだよ」
土「なにを言う半人前の須淡くん。俺はもう一人前だぞ? “閃きの土院”とでも呼んでもらおうか」
須「“ヒラメの土院”?」
土「閃きだ、閃き。「」が足らん、「」が」
須「わかったよ。“ヒラノギの土院”」
土「ひ・ら・め・き!」
須「ひ・ら・しゃ・い・ん?」
土「…………」
須「…………」
土「閃いた! これ、かなり不毛だな」
須「うん。ねえ、ひとつ聞きたかったんだけど、花見の――」
土「聞くな。なにも聞くな。聞いても答えたくない。答えねえぞ」
須「そこまで拒否しなくてもいいじゃないか。ただ僕が酔ったら何上戸になったのかなって。所長はあからさまに逃げるし」
土「そりゃ逃げたくもなるさ。閃いたっ! この閃きの土院が答えてやろう。お前は第三者上戸だっ!」
須「第三者上戸なんて聞いたことないし、ぜんぜんわかんないよ」
土「知りたければビデオカメラの前で酒飲めばわかる。いや、ダメだな。すぐに壊しそうだ。まあアレだな。気にするな。だれでも酒を飲めば豹変するんだ」
須「ハンドル握ると人が変わるのと同じってことなのかな」
土「もう二度とお前の運転する車には、金輪際乗らないってだけのことだ」
須「相当ひどかったってことなんだね」
土「俺らがトラウマになるくらいにな」
須「…………」
土「お前がトラウマになってどーするんだよ。だから気にするな。それがいちばんだ」
須「じゃ、おわびに今日ちょっと飲みに行こうよ。おごるからさ」
土「やだ。出入り禁止になりたくないからな。ひとりで出入り禁止になってくれ」
須「大丈夫だよ。僕はお茶しか飲まないから」
土「ほんとか? 俺は飲むけど、一滴たりともやらんからな」
須「いいよ」
土「よしっ、行こう。善は急げだ」

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