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2005.04.16

研究者の資質

 研究をしているとき、常に疑問を抱いています。あ、研究ではありませんでした。格闘勉学生きる糧正義等々、研究員によって呼び方はさまざまです。混乱をさけるために、便宜上ここでは「研究」を使用します。

 実験の結果が予想とかけはなれていると、どこかでヒューマンエラーを起こしたのではないかと考え、再実験をします。何事においても事実を受け入れることは大事です。ですが、あまりにも予想とちがった結果になると、不安になるのです。

 一概にはいえませんが、研究員によっては疑問を抱かない人もいます。それはそれでかまいません。研究の結果をつねに疑うことは、ともすれば堂々巡りにおちいります。それでは研究は先に進まず、その場で足踏みをすることになりかねません。

 どこまで疑い、どの時点で疑問を抱かず先へ進むか。第88研究所では、研究員によって度合いがちがいます。また、どんな結果であれ、それを事実として受けいれて、先へ先へと進むという方針で進めている研究室もあれば、何度も同じ研究や実験を繰り返している研究室もあります。
 程度の問題です。上記のふたつは、あくまで両極端な事例です。

 また、すべてが同じ手法で研究をしているわけではありません。研究テーマによっては、再現性のひくい実験や研究、または一度しか実験ができないということが多々あります。

 そういった場合、データも大切ですが、それ以上に研究員のセンスが重要なファクターをしめることがあります。研究の疑問を勘やセンスで乗り越える。行き詰まった研究のブレイクスルーとしては、よくあることです。ひらめきと言ったほうがわかりやすいかもしれません。

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