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2005.03.12

電子郵便

 最近聞かなくなったことばに「E-mail」ってのがあります。名刺では当たり前のように見るけど、ことばに出して使うことは、私のまわりでは非常にすくないです。

 インターネットよりもパソコン通信を使っている人が多かった時代、パソコン通信内でやりとりされるメールとインターネットを介するメールとを分けるために「mail」と「E-mail」を使い分けていたと思います。
「mail」はパソコン通信、「E-mail」はインターネット。そんな使い分け。時代とともにパソコン通信よりもインターネットを使っている人が多くなり「mail」も「E-mail」もインターネットでのメールを指すことばになっているのではないでしょうか。

 ことばとは、時代ともに変化する生き物だなとつくづく思いました。

 日経IT Proの記事「そのメールが相手の怒りを招く」(記者の眼 3月8日)の題名を見て、ふと思ったのです。インターネットでの「メール」は「Eメール」とは最近書いていない。

 記事の内容にも思い当たる節があったので、非常に納得してしまいました。簡潔なことばだけでは、誤って伝わることが多々あります。「仕事のメールは簡潔に」と私は思い込んでいたので、必要最小限のことしか書かないメールが多かった。

 この記事では、ことば以上のことをメールの受信者が誤認して、その結果として受信者を精神的に傷つけてしまうとあります。送信者がことばを選べばいいのですが、だれもかれもがことばをうまく使えるわけではありません。

 生まれてこの方、ずっと日本語を使ってきたからといって、日本語がうまいなどと思っていません。ちゃんと日本語を使いこなせているかといえば、使いこなせていない。

 あ、関係ないですが少なからずことばには、力があると思ってます。調べたことがありませんので、私に聞かれてもそれがどんな力なのか答えられません。
 ここは“研究しない研究所”ですから。


「mail」の意味に「鎖かたびら、よろい」というのがあります。「E-mail」ということばで出始めた頃、「電子よろい」って誤訳することってあったんでしょうかね。

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